居酒屋「和民」などを展開するワタミフードサービス(東京)の一部店舗が2007年1月ごろまで、アルバイト店員の勤務時間から30分未満の端数を切り捨て、その分の賃金を支払っていなかったことが6月1日、分かった。
未払いは各地の47店舗で217人、計約1200万円に上ったが既に支払った。大阪府寝屋川市と枚方市の2店で未払いがあるとして2006年10月、労働基準監督署から是正勧告を受けた。
専門学校に通う娘が、語らい処「坐・和民」(名古屋)でバイトをしているので、早速事情聴取。
バイト先の店舗では、1分単位で賃金が支払われているらしく、一安心。
「30分未満の端数切り捨て」はよくある話で、中小企業ではまずこちらが主流。タイムカードで賃金管理している関係上、仕事以外の時間も含まれているからと、切り捨ててしまうのだろう。
この先、大変なことになる!という予感。中小企業の社員が列をなして、端数切捨てを労基署に訴える時代が来やしないか、心配になる。
「残業なし、休出なし」の職場ができればいいが、恒常的に人不足で、ましてや薄利にあえぐ中小企業では、ますます労使関係がギクシャクしてしまうのではないか?
「端数切捨て」中小企業どうする?ガソリン1リットル200円よりも深刻な問題である!
組織人事コンサルタント・矢田祐二氏が、「決断」と「判断」の違いを解説している。
矢田さんによれば、経営者には二つの判断軸があって、それは
@するか、しないか。
矢田さんによれば、経営者には二つの判断軸があって、それは
@するか、しないか。
Aできるか、できないか。
そして、この二つの判断軸を持っている者にだけチャンスが与えられるというもの。ゆえに、チャンスをゲットできるかどうかは、普段からその判断軸を持つための準備をしているかどうか。
そして、この二つの判断軸を持っている者にだけチャンスが与えられるというもの。ゆえに、チャンスをゲットできるかどうかは、普段からその判断軸を持つための準備をしているかどうか。
「するか、しないか」は、ビジョンや方針を根源とした判断軸で、いわば「決断」。
「決断」は、決めて切るという意味。決とは、決心。
「できるか、できないか」は、計画や資源を根源とした判断軸で、純粋な意味での「判断」。
「判断」とは、いままでの経験や能力から見きわめることで、いわば判定。
「決断」は、決めて切るという意味。決とは、決心。
「できるか、できないか」は、計画や資源を根源とした判断軸で、純粋な意味での「判断」。
「判断」とは、いままでの経験や能力から見きわめることで、いわば判定。
一方、経営には「リーダーシップ」と「マネジメント」があって、「リーダーシップ」とは、先導する力、改革。「マネジメント」とは、管理する力、改善。
「リーダーシップ」の役割は、「するか、しないか」の決断であり、経営者や組織のリーダーが担う仕事。それに対し、「マネジメント」は、管理者が「できるか、できないか」の判定にあたる。
この違いが分かれば、しめたもの。経営者は、自分の中に二つの判断軸を確立し、絶えず胸元に持ち歩かなければならない。
片手にピストル、心に花束、唇に火の酒、背中に人生を・・・・(沢田研二「サムライ)
古い歌のように・・・・。
この違いが分かれば、しめたもの。経営者は、自分の中に二つの判断軸を確立し、絶えず胸元に持ち歩かなければならない。
片手にピストル、心に花束、唇に火の酒、背中に人生を・・・・(沢田研二「サムライ)
古い歌のように・・・・。