あおみ労務事務所
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「経営」という言葉を辞書で引いてみますと、「計画に基づいて事業などを行うこと。又そのためのしくみ」 とあります。畢竟、経営とは「経営指針(経営理念、経営方針、経営計画)を作成し、それを誠実に実践していくこと」ではないでしょうか。
このページでは、その時々の経営にかかわる情報を取り上げ、発信していきます。
2009.03.29(San)
どす黒いまでの孤独

「経営指針研究会のお知らせ」の案内文が色褪せている。
無論、色刷りのお知らせではないので、色褪せることはないが、つまりこういうことだ。

この研究会は毎月一度(12:15〜14:00)有志で行われているが、このところ仕事と会務が多忙で欠席させてもらっている。仲間には悪いが、頭がそっちへいかないのだ。

社労士とて経営者の端くれだから、より良い経営者を目指し、より良い事務所づくりに邁進していかねばならないが、会の長になると個人を犠牲にしなければならないことが多々ある。

それで、仲間がファックスで毎回送信してくれる、この案内文が気持ちの中で色褪せてしまう。
会務にとらわれずに、研究会に出席できればどんなにかいいだろう。

「どす黒いまでの孤独に耐えきれるだけの体力、精神力がいる」
と、昨日発言したのは麻生首相。

高知市で高知大など地元3大学が主催した学生との意見交換会で、首相に必要な「資質」を、“どす黒いまでの孤独に耐えきれるだけの体力、精神力”と説明した首相。

「心が折れそうになったことはありますか」

「首相の条件は何ですかとよく聞かれる。先見性とか外交とか統率力があるとかいろいろある」

「知事にしても会社の社長にしてもみんな共通で、(組織の長は自らの判断で)仕事をやる。
これは絶対に孤独」

同感である。



2009.03.15(San)
無理せず長く!

中日新聞朝刊・ほろほろ通信に、夫婦で営むたこ焼きやさんが登場した。
店を始めてこの春で十年。さまざまな泣き笑いがあったようだ。

「たこ焼き六個ください」
一月の寒い夕暮れ、中学一年生くらいの男の子がやってきた。

残りの八個が売れたら店じまいしよう、と思っていた矢先に来た少年。
「最後だからサービスね」と八個を詰めて手渡した。

少年は店先で食べ終えると、容器を自転車のかごに入れて持ち帰ろうとする。
「私が片付けてあげる」と声を掛けて、ごみになった容器を受け取ると

「おいしかったです。ごちそうさま」
と答えて、両手を合わせて深々と頭を下げたのだった。

「まるで托鉢のお坊さんのようだった。お金を払って買ってやっているんだという人が多い中、食べ物に感謝する心が伝わり、清清しい思いがした」

幼稚園や小学生の頃からのお客さんが、わざわざ訪ねてくることがある。
「大学に受かったよ」とか「社会人になったよ」「里帰りしたんだ」という報告をしてくれる。

「少し早いけど所帯を持ったんだ」と赤ちゃんを連れて来た子もいた。
小麦粉やタコなどの原材料の高騰で苦しいが、そんな声を聞くとなかなか値上げもできない。

十年の年月の中で得た経営哲学は、「無理せず長く仕事をしていきたい」。

  経営哲学タコ焼にタコひとつ               矢須岡 信

  たこ焼のいのちのタコを噛みしめる           岩井 三窓



2009.03.01(San)
派遣ラーメン

「派遣さん、応援します」の合言葉の下、栃木県日光市で発売された“日光100円ラーメン、100円カレー”が話題になっている。考案したのは、26歳主婦店員の斎藤さん(写真下)。

斎藤さんは、常連客の派遣社員が解雇されたことを知って、苦しい生活を応援しようと、社長に直談判。社長は最初、この提案に度肝を抜かれ、戸惑ったものの、最後は熱意に負けて英断。

具のチャーシューをメンマとナルトに変更するなど工夫をこらしているが、売れば売るほど赤字。
しかし今では、「派遣労働者の力になればうれしい」と、この出血大サービスを喜んでいる様子。

昨年の「派遣村」といい、「100円ラーメン」といい、他人の生活苦を身銭を切って助ける人がいるというのはすばらしいことだ。「世も捨てたものではない」というが、本当だ。

震災があれば、炊き出しをしてくれる人がいる。土石流で家が流されれば、家屋を提供してくれる人がいる。それは、日本という国に、底力があるということだろう。うれしいことだ。

下の写真の斎藤さん。いい顔をしている。女優の矢部美穂に似ている・・・・?

派遣ラーメンは非正規労働者や失職者が対象で、1日50杯限定。
当初2月末で終了予定だったが、人気ぶりに3月末まで延長を決めた。

3月1日からは、100円の「派遣カレー」も1日限定50食で登場。
問い合わせは「にんたまラーメン将軍」(0288・53・5788)まで。     
                                             (話題提供:読売新聞)

「派遣さん、応援します」日光100円ラーメン・カレー
矢部美穂似の斎藤さん



2009.02.15(San)
超凡思考

「超凡思考」という本が売れているそうだ。
「超凡思考」とは、「当たり前」を愚直にやり抜くと、平凡が非凡に変わる!ということ。

著者は、ライフネット生命保険・副社長の岩瀬大輔さんと、法律資格に高い合格率を誇る「伊藤塾」・塾長の伊藤真さん。

本の中にこんな文章があった。岩瀬さんの言葉だ。


「これができたら自分はもっと幸せになれるのにな」と思うことが、二つある。

@ 「慣れず、飽きず」に、毎回、新鮮な感動を持ち続けられること
A 他人と比較せずに、自分だけの評価軸で判断すること

前者については、冬のボストンで寒さに震えながら、日本を恋しく思っていたことを思い出す。
浅い湯船になかなかたまらないぬるいお湯に入りながら、あふれんばかりのたっぷりの熱いお湯いに入れたら、どれだけ幸せなことか!と考えたことを。

そして、学校のカフェテリアでさして美味しくないアメリカンランチを食べながら、千円以下で暖かいみそ汁と小鉢、煮魚定食が食べられる日本の昼食が、どれだけ素晴らしいか!を。

遠く日本の日常を恋しく思いだしながら過ごしていた日々を思い出すと、すでに上記二つが当たり前の日常になってしまい、感動する心すら失ってしまったことを悲しく思う。

帰国直後の喜びを今でも維持していけたら、どれだけ毎日のお昼ご飯が、そして夜のバスタイムが、彩り豊かなものになることか!

後者については、HBSの卒業式で学生代表スピーチを務めた仲間も語っていた。

周囲の人よりももっと早く出世したいとか、同じくらい報酬を稼ぎたいとか、そういう相対的な評価は辞めて、自分だけの絶対的な価値観と軸で足ることを知ることができたら、どれだけ我々は幸せになれるか、ということを。


若い経営者らしく、とても純なのがいい。
この二つの「幸せ基準」、大賛成である!




2009.02.01(San)
クレームは宝庫

昨日は、愛知県勤労会館(名古屋市昭和区鶴舞)で「社労士法制度40周年記念講演会」。
講師は、テレビで顔馴染みの読売テレビ解説委員の辛坊次郎(しんぼうじろう)氏。

「情報の正しい判断」の演題で話されたが、漫談を聴いているような滑らかな話しぶりが逆に睡魔を呼び起こし、大切なところではすでに眠りの中にいた。

前半は聞いていたので、そのさわりを少し。

福井県内の傘製造メーカーにある日クレームが入った。
そこで買った傘が雨に濡れ、電車に乗ったときに隣り合わせた男のズボンを濡らした。

男と喧嘩になり、洗濯代を請求された。
クレームは、「濡れるような傘を作るな!」というものだった。

メーカーの社長は、このクレームを真摯に受け止め、考えたのが・・・・
「水を徹底的に弾く傘を作ろう!」だった。

素材を厳選し、加工を施しできた傘の値段が何と三万円。
これが今、売れに売れ三ヶ月待ちの状態。

辛坊さんが言う。「クレームは宝庫。感謝しながらクレームを聞きなさい!」



2009.01.25(San)
うかんむり

冬の日差しが暖かい。
町のあちらこちらで布団が干されている。

そうか、このところ雨が多かったからナ。
乾いた季節には適度の湿りもいいが、湿気を吸った布団には皆、違和感を覚えるんだ。

先日読んだ雑誌に、こんなクイズが出ていた。

ある占い師の元に恋に悩む一人の女性が相談しにきました。
女心は複雑と言いますが、その占い師は、たった一文字の魔法の言葉をかけただけで、
彼女の心配を取り除いてしまいました。
さて、その一文字とは何でしょう?

ヒントは女心。
女心に何か一文字を付けるだけで解決する、その一文字とは?

答えは「うかんむり」。
女心にうかんむりを付けると、「安心」になるのです。

商売のコツは、「うかんむり」を付けることかもしれない。
だから、「客」という字には「うかんむり」が付いているのではなかろうか?



2009.01.11(San)
歯科医も受難?

中日新聞連載の漫画「ちびまる子ちゃん」が目に留まる。
登校時の“まるちゃん”と“たまちゃん”の会話が、何となく切ない。

(まるこ)あ〜・・・マラソン大会もうすぐだね

(たまえ)いやだね・・・

(まるこ)マラソン大会のない世界に行きたいね

(たまえ)ホントに

(まるこ)・・・でもさ この世界のほとんどの人が
      マラソン大会とは、無縁の世界に住んでいるんだよね・・・

(たまえ)うらやましいね・・・

「おいおい、まるちゃん、そんなことで切なく思っていたら、大人になって生きていけないよ!
オジサンたちはもっと大変なんだよ!」

「仕事がなくて、住むところもない大人が一杯いるんだよ!
寒の日にテントなんかで暮らしているんだよ!良い人から差し入れを受けてさ!」

なんて言いたくなる。

先日、ニュースで、「不況の影響で、患者が減る歯科医院が多くなっている」と報じていた。
この1年で医院の4割で減少したらしく、義歯を作っても後で来なかったりする人も多いようだ。

古い義歯も「修理で何とかして下さい」と言われたり、痛みやしびれといった急性症状以外は、かからない人が2人に1人はいるらしく、歯科医師は経営のやりくりに追われているというのだ。

しかし、患者の歯科離れが著しい中、地道な努力を重ねている歯科医は確実に生き残っているようで、下は、ある歯科医の話だが、経営の本質を突いているのではなかろうか?


「うちは、歯槽膿漏の診療などあまりお金にならないことをやってきたのが評価され、逆に患者の数が増えています。適当なところはダメですが、まじめにやっているところは生き残ります。

逆に言えば、地道な努力をしないと厳しいということですよ」



2008.12.28(San)
メタボ度を計算しよう!

「広報・たかはま」(高浜市役所市民生活グループ発行)の新年号が届いた。
「肥満度(BMI)を計算してみよう!」という、ちょっとドキッとする内容のコラム。

昨今は、メタボブームとやらで、バーも居酒屋もメタボリックシンドロームの話題に事欠かない。
飲食と密接に関わるので、二次会の席などで取り上げられやすいのだろう。

大体、中年になってくるとメタボ腹が気にかかるところで、早い話が、暴飲暴食と運動不足に凝り固まる世のお父さんたちを糾弾するには、もってこいの題材なのだ。

ところで、メタボとは一体何だろう?
“アンチョコ”を取り出すと、こんなふうに綴られている。

「メタボリックシンドローム」とは、動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の危険性を高める複
合型リスク症候群をいう。ウエスト周囲径が男性で85cm、女性で90cm以上を「要注意」とする。

要は、「適度な飲食と運動を遂行し、絶えず腹回りをチェックしなさい」ということなのだろう。
「肥満度を計算」というのも、メタボ予防の一貫なのだ。

さて、肥満度(BMI)の計算式は・・・・

  体重(Kg)÷{身長(m)×身長(m)}=BMI(肥満度)

BMIが18.5未満は痩せすぎ、18.5〜25未満は普通、25以上は肥満と判定される。
そして、BMI22が最も病気になりにくいと言われている。

ちなみに私は・・・・

  72÷{169×169}=25.2

ちょっと肥満でした!



2008.12.14(San)
内定の取り消し

非正規社員へのリストラの嵐が吹き荒れている。
派遣、請負、契約社員は、地獄の一丁目で逆さずりの刑でも受けている心持ちだろう。

この一月、何枚の離職票を発行したことだろう。
ほとんどが非正規社員の解雇か契約社員の雇い止めだった。

そして、まさかの「ソニーの人員削減策」。ここには、正規社員8,000人(5%)が含まれている。
「未曾有の逆境を乗り越えるため、収益改善を迅速に進める」がその言い分だ。

新聞を繰ると、「内定取り消し」の文字も目にする。
新卒学生の採用内定取り消しのニュースを聞くたびに悲しい気持ちにさせられる。

前途洋洋の若者が、どれだけショックを受けたことか。
大人など信用できなくなってしまったのではないか?

そもそも、企業の自己都合による内定取り消しは、内定で成立した労働契約の一方的な破棄となり、合理的理由がないと無効になる。

「内定段階で、法的に労働契約は成立している。まだ実際に働いていなくても、その会社の従業員と同様の権利を持つ」ということなのだ。

そして、“業績不振”が合理的理由になるかは、最後は個別判断となる。

以下は、内定を取り消された場合の対応策!


 
   一方的に内定を取り消されたら

  ○×会社  内定を取り消す!       
「分かりました」などと即応しない
       ▼              ▼
     それでも       もう、この企業で
 この企業で働きたい      働きたくない
       ▼             ▼
「内定」の証拠収集   損害賠償請求も
       ▼
労働契約履行を企業に求める
       ▼
    撤回しない
       ▼
地位確認などを求め  仮処分申請や提訴も



2008.11.23(San)
寅さんの哲学

昨日、11月22日は、「いい夫婦の日」だった。
無論、語呂合わせの日だが、文字通り幸せな家庭はどれほどあるのだろうか?

昨年の中日春秋(中日新聞)で筆者は確か、オー・ヘンリー「賢者の贈り物」の夫婦を登場させ、理想の夫婦像について語っていた。「賢者の贈り物」の夫婦とは・・・・

クリスマスのプレゼントのために、自慢の髪を売って夫の金時計にぴったりのプラチナの鎖を買う妻。そうと知らず、大事な金時計を売り妻の髪に似合うくしを買う夫。

互いの情愛がすれ違いを起こさせても、これほど麗しい夫婦があるだろうか。
ここまで記して、今朝読んだ中日新聞サンデー版を思い出した。

「男はつらいよ」で渥美清演じる車寅次郎。その人気の秘密は・・・・。
愛知淑徳大学の吉村英夫教授が、こんなふうに分析している。


絶大な人気を博した最大の秘密は、渥美清という不世出の喜劇役者が、軽さと深さをあわせもったユニークな寅を絶妙に演じ、観客がそのキャラクターに共感し彼を愛したからである。

寅はいっけん手前勝手で、世の中の規範をはずれた唯我独尊で生きている。だが彼のマドンナへの愛は、恋愛の決定的条件である排他的独占欲がない。

恋する女性が困っていると自分を犠牲にして彼女の幸せのために献身する。究極では、彼女が好きな人がいると、寅は、彼女が好きな男性と結ばれるべく人肌ぬぐことになる。

結果は寅自身の失恋である。
自分の幸せは、愛する人が幸せになることと一致するのが寅の哲学である。


そうか、幸せとは好きな人のために犠牲になることなのだ。好きな人が満たされれば、自分が犠牲になっても満たされる。そういうものかも知れない。

よく言われる「顧客満足」と「社員満足」の一致について考えさせられる。
お客様が感謝してくださることが自分自身の喜び・・・・。

恋愛と経営は究極、よく似ている!



2008.11.15(Sat)
渡邉美樹

昨晩、製菓専門学校(名古屋)に通う娘が、久しぶりの帰省。
日頃は、授業とバイトに明け暮れ、少々疲れている様子。

バイト先は、居食屋和民(ワタミフードサービス)。学生アルバイトだから気楽なものだが、これから始まる忘・新年宴会などは、ちょっと気を引締めなければならないようだ。

先日、和民に入った男性社員のことを、娘が話してくれた。男性は、まだ「見習い」ということだが、ワタミグループ・オーナーの渡邉美樹さんに憧れて入店したのだそうだ。

「渡邉美樹ってどう思いますか?」
「あまり興味ないからわかりません」

「渡邉美樹の本、読んだ方がいいですよ」
「はぁ、そうですか」

これでは会話が成り立たない。
アイドルグループ「嵐」のことでも聞けば、会話が盛り上がっただろうに・・・・。

渡邉美樹さんのことは、マスコミでも時々話題になるから、その人となりは別にしても、イメージくらいは掴んでいる。政府教育再生会議委員としても活躍されていた。

非常に情熱家であって、その理念は相当熟成されているのではないかと思う。今、「百年先を見据えて」という、渡邉社長の挨拶文を手にしている。「私には夢があります」で始まる挨拶だ。

「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになりたい」

渡邉社長は、100年後の夢を語っている。そして、その本質は、「人づくり」だとしている。夢に日付を入れつつ、亀のように一歩ずつ「人づくり」に取り組んでいこうとしている様子がよくわかる。

渡邉社長の挨拶、読んでみてください!

      
「百年先を見据えて」  
http://www.watami.co.jp/corp/watanabe.html



2008.10.26(San)
ネッツトヨタ南国

 今こそ原点回帰、元気な中小企業家が未来を創る
 
〜3000名の英知を結集して、激変する時代に立ち向かう〜

昨日は、愛知中小企業家同友会のメイン・イベント「あいち経営フォーラム」に参加。
冒頭は、そのテーマだが、1100人を越す出席者があった。

まず、ネッツトヨタ南国(株)会長・横田英毅氏の基調講演。「感動を生み出す“仕事の原点”〜元気な社員が目指す小さな一流企業」と題して話された。

「ネッツトヨタ南国」では、「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」を絶えず社員に問い掛け、「生きがい」「やりがい」を追求させているようだ。

人間力を植えさせ、そこから問題対処能力を身につけさせようとする。人間力という「鬼」を大きくしなければ、知識という「金棒」をいくら大きくしても問題解決に繋がらない、という考えだ。

この考え方は、現在の学校教育のあり方をも問うている。学校教育の目的は、社会に出て成長し続けるための力(人間力=鬼)を身につけさせることである。

しかし現状は、知識を身につけさせる(金棒を大きくする)ことが先行しているのではないか?という問題提起。「知行合一とは、鬼と金棒がうまくバランスしていること」と説かれた。

「南国」で行なわれる種々のイベント(ビスタファミリーカーオリエンテーション、ショールームで結婚式、新入社員ウェルカムパーティー、インターンシップ、バリアフリー研修等)は、ゆえに、車を売るのが目的ではなく、人間力向上のためのものなのだ。

スクリーンからとびきりの笑顔がはじける。社員一人ひとりが、「自分たちの会社をこんな会社に育てたい」「自分たちの会社がこんなだったらいいな」の思いを共有している。

そして、その思いを仕事の中で、ものの見事に実践させている。

「今日までうれしかったこと」は・・・・

お客様に喜んでいただけたこと
お客様に感謝されたこと
お客様に褒めていただけたこと
仕事ができるようになったと感じたこと
様々な勉強ができたこと
目標を達成できたこと
気付きを得ることができたこと・・・・

「南国」のパンフの背表紙には、こんな言葉が・・・・

 ネッツ南国はカーディーラー。
 それは、クルマをご縁に知り合えたお客様と
 長くて強い信頼の絆を結ぶ仕事。
 そして、ここに集う一人ひとりのスタッフが
 生涯をかけて己を磨くライフステージです。

「生涯をかけて己を磨く」・・・・か。“鬼に金棒”なはずだ。

分科会報告は次回へ続く。



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あおみ労務事務所 社会保険労務士 柴田比呂志
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