■ネッツトヨタ南国
今こそ原点回帰、元気な中小企業家が未来を創る
〜3000名の英知を結集して、激変する時代に立ち向かう〜
昨日は、愛知中小企業家同友会のメイン・イベント「あいち経営フォーラム」に参加。
冒頭は、そのテーマだが、1100人を越す出席者があった。
まず、ネッツトヨタ南国(株)会長・横田英毅氏の基調講演。「感動を生み出す“仕事の原点”〜元気な社員が目指す小さな一流企業」と題して話された。
「ネッツトヨタ南国」では、「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」を絶えず社員に問い掛け、「生きがい」「やりがい」を追求させているようだ。
人間力を植えさせ、そこから問題対処能力を身につけさせようとする。人間力という「鬼」を大きくしなければ、知識という「金棒」をいくら大きくしても問題解決に繋がらない、という考えだ。
この考え方は、現在の学校教育のあり方をも問うている。学校教育の目的は、社会に出て成長し続けるための力(人間力=鬼)を身につけさせることである。
しかし現状は、知識を身につけさせる(金棒を大きくする)ことが先行しているのではないか?という問題提起。「知行合一とは、鬼と金棒がうまくバランスしていること」と説かれた。
「南国」で行なわれる種々のイベント(ビスタファミリーカーオリエンテーション、ショールームで結婚式、新入社員ウェルカムパーティー、インターンシップ、バリアフリー研修等)は、ゆえに、車を売るのが目的ではなく、人間力向上のためのものなのだ。
スクリーンからとびきりの笑顔がはじける。社員一人ひとりが、「自分たちの会社をこんな会社に育てたい」「自分たちの会社がこんなだったらいいな」の思いを共有している。
そして、その思いを仕事の中で、ものの見事に実践させている。
「今日までうれしかったこと」は・・・・
お客様に喜んでいただけたこと
お客様に感謝されたこと
お客様に褒めていただけたこと
仕事ができるようになったと感じたこと
様々な勉強ができたこと
目標を達成できたこと
気付きを得ることができたこと・・・・
「南国」のパンフの背表紙には、こんな言葉が・・・・
ネッツ南国はカーディーラー。
それは、クルマをご縁に知り合えたお客様と
長くて強い信頼の絆を結ぶ仕事。
そして、ここに集う一人ひとりのスタッフが
生涯をかけて己を磨くライフステージです。
「生涯をかけて己を磨く」・・・・か。“鬼に金棒”なはずだ。
分科会報告は次回へ続く。
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